新型CLAで知床の大自然を駆け抜ける、絶景グランドツーリングへ

新型CLAで知床の大自然を駆け抜ける、絶景グランドツーリングへ
September 18 2026

世界自然遺産・知床の豊かな原生林から、果てしない水平線を望む半島、そして天空へとまっすぐに延びる絶景ロード──。そんな感性を解き放つ道東へのロードトリップをともにするのは、新型「CLA」「CLA シューティングブレーク」だ。 どこまでも続く雄大な大自然に抱かれながら、心地よくステアリングを握る至福のひととき。日常の喧騒を離れ、心身を清らかに“リブート”する、極上のグランドツーリングへ出かける。

photos : Seiji Watanabe
words : Kazuhiro Nanyo

壮大なロードトリップの始まり

世界自然遺産・知床をはじめとする大自然で知られる道東は、北海道の中でも交通の利便性があまり高くないというイメージをもつ読者もいるかもしれない。しかし実は、最寄りの空港の一つである女満別空港へは羽田から2時間弱、伊丹や関西空港からも2時間を少し越えるだけの、スムーズで快適な空路便が通じている。
つまり、現地に到着すれば、疲れ知らずのままステアリングを握り、すぐさまドライブに出かけることができるのだ。しかもその先には、手つかずの大自然や、想像を絶するスケールの大きな道の数々が広がり、さらには滋味豊かな地元産の食材など、都会で疲れた体を文字通り“リブート”するような体験が、行く先々で待っているのである。
そんな道東の壮大なロードトリップを支えてくれるのは、新型の「CLA」と「CLA シューティングブレーク」の2台。いずれもパワートレインは1.5ℓ直列4気筒ガソリンエンジンを48V電気モーターがアシストする高効率なハイブリッドシステムを備えている。また、室内空間に目を向ければ、最新の「第4世代MBUX」が、高精細な3Dグラフィックと直感的なインターフェースを介して、初めて訪れる土地でも迷うことなく、絶景ポイントや目的の場所へとスマートに導いてくれるのは嬉しい。
一方で、ふと視線をルーフに向ければ、大型パノラミックルーフ越しに道東の高く澄んだ空や、原生林の梢が美しく流れていく。最新のテクノロジーが息づく快適なキャビンにいながら、知床の大自然とシームレスに繋がる感覚。快適さと刺激、機能性と開放感、あるいは日常と非日常が交差する心地よさは、CLAならではの移動体験といえる。

地元産の“めぐみ”に舌鼓を打つ

まずは女満別空港から東へ90㎞ほど、今回のロードトリップのベースキャンプとなるウトロを目指す。オホーツク海を望むこの港町は、世界自然遺産に登録されて21年を数えた知床半島への玄関口であり、海面を赤く染める美しい夕景でも知られる。このウトロで、オールインクルーシブな充実サービスを提供するホテルが、「北こぶし知床 ホテル&リゾート」だ。
ここの自慢の一つはダイニングレストラン「the LIFE TABLE」で提供されるコースビュッフェのディナー。目の前のオホーツク海や羅臼、網走で水揚げされたカニや黒ハモ、いくら、つぶ貝といった魚介はもちろん、知床牛や近隣で採れた野菜など、地産の食材をふんだんに用いた料理の数々やデザートを心ゆくまで堪能することができる。
例えば6月まではサクラマス、夏にかけてはドスイカ(深海で獲れる海水イカ)、秋口からは樺太マスや秋鮭といった具合に、旬を迎えた食材や道東ならではの味覚を織り込んでいる。メニューはその日の仕入れによって異なるが、連泊客も多いため、日替わりで変わるものも少なくないという。もちろん、新鮮な魚介類のみならず、ベリー系のフルーツを用いたデザートなどバリエーションも豊富で、子どもから大人まで食の好みにかかわらず「北海道の味」を存分に楽しむことができる。
地元産の“めぐみ”に舌鼓を打つ
また上階からオホーツク海を一望する眺めと共に、サウナでのリフレッシュも欠かせない。この北こぶしのサウナは、木材を3D加工したユニークなデザインサウナで知られ、「今行くべき全国のサウナ施設」を評価する権威あるアワード「サウナシュラン」で3度の選出を果たし、「殿堂入り」するほどの人気を誇っている。

原生林の息吹に触れる

ウトロから約5kmのところにある「知床自然センター」は、この地の大自然を深く知るための拠点だ。館内のシアターでは4K映像と5.1ch音声によるオリジナル映像作品が上映されており、野生動物の生態や流氷などを疑似体験することができる。
この知床自然センターを起点とし、足を延ばしてぜひ体験したいのが、「フレペの滝」へ向かうミニ・トレッキングだ。熊笹の茂みを抜ける約1kmの遊歩道は、短く手軽ながら知床の自然を垣間見ることのできるルート。夏にはキオン(黄苑)、秋には同じく黄色い麒麟草や蝦夷トリカブトの紫の花が丘のところどころを彩り、展望台に立てば、遠くに羅臼岳、眼下にはフレペの滝を見渡すことができる。火山活動で隆起した羅臼連山に降り注ぐ雨雪が森の木々に蓄えられ、やがて地下水脈となってフレペの滝にしみ出し、オホーツク海に注がれる──そんな知床のダイナミックな自然を丸ごと一望できる絶景ポイントだ。

知床峠のパノラマと人馬一体の走り

クルマに戻ったら、知床峠の展望台へとハンドルを切り、CLAの走りを堪能する。登り坂でも電気モーターが力強くアシストするから、静粛性が高くロードノイズも感じさせない。快適な車内空間から、広大な樹海や白樺の森など大自然のパノラマが流れていく眺めは、まるでフレペの滝のトレッキングがそのまま継続しているかのようだ。
大自然を貫くように羅臼へと続くワインディングロード。連続するカーブを、ドライバーの意図通りに素直に、そしてしなやかに駆け抜けるステアリングフィールは、山道を走る緊張感を「純粋なドライビングの歓び」へと変えてくれる。単なるスペック上の数値だけでは語り尽くせない、ドライバーにストレスを感じさせない「走りのゆとり」。これこそが、CLAがもたらす真のラグジュアリーなのだ。
知床峠のパノラマと人馬一体の走り

「地の果て」野付半島で野生動物と出会う

羅臼から野付半島のある標津町へは、根室海峡を左に望みながら南下するルート。この野付半島は狩猟禁止区域ということもあり、エゾ鹿たちが草を食む姿を日常的に目にする野生動物の天国だ。海流が運んだ砂が堆積してできた「砂嘴(さし)」と呼ばれる細長い半島には、約18kmもの一本道が伸び、その脇には海と陸が入り交じる湿地帯が広がっている。
ここで特筆すべきは、白く立ち枯れた木々が連なる「ナラワラ(ミズナラ)」や「トドワラ(トドマツ)」と呼ばれる奇景だ。かつては真水の層に根を張り、青々と茂っていた原生林が、地盤沈下などで海水に浸食され、長い年月をかけて枯れ果ててしまった姿である。荒涼とした湿原に、風化した木々が白骨のように立ち尽くす風景は、まさに「地の果て」を思わせる独特の寂寥感とスケール感に満ちている。

静寂の清流を下る水上散歩

続いては一路、内陸の屈斜路湖を目指す。海岸線を離れ、信号の少ない平地エリアへと舵を切ると、新世代プラットフォーム「MMA(メルセデス・ベンツ・モジュラー・アーキテクチャ)」がもたらす質の高いライドフィールが際立ってくる。
フロントに新開発の3リンク式、リアにマルチリンク式アクスルを採用した足まわりは、荒れた路面や継ぎ目をしなやかにいなし、フラットで上質な乗り心地を実現。さらに、静粛性に優れたキャビンでは、運転に気を取られることなく、車窓に広がる雄大な牧草地や刻々と表情を変える空の移り変わりを心ゆくまで堪能できる。ドライビングの緊張から解放された穏やかな時間は、旅の風景を一層深く心に刻んでくれる。
屈斜路湖は日本最大のカルデラ湖で、その由来はアイヌ語の「クッチャロ」、「水の流れ出す口」を意味する。ここでは是非、「屈斜路ecoツアーズ」を訪れ、カナディアンカヌーでの川下りを体験したい。エゾイワナやイトウが棲むという水は、驚くほど澄んでいて、カゲロウや水鳥が水面の近くを飛んでいく。
静寂の清流を下る水上散歩
また、浅瀬にカヌーを停めて、足を川に浸しながらのティータイムは格別だ。釧路川の上流は、秋には紅葉、冬には一面の雪に覆われるが、火山活動による地熱や温泉の影響により、屈斜路湖の源流口付近は、真冬でも凍ることがないという。一度訪れたら、次は異なる季節に再訪してまた体験したくなる、そんな「自然の鼓動」にじかに触れられるような場所なのである。

秘湯のせせらぎと絶品ソフトクリーム

屈斜路湖と弟子屈町の近くに足を伸ばしたのなら、養老牛温泉の源泉かけ流しの名宿、「湯宿だいいち」にも立ち寄りたい。この宿を秘湯たらしめているのは、川の流れと並行して、ワイドに広がる混浴大露天風呂をはじめ、職人が削り出した豪快な丸太風呂や渓流を見下ろす岩風呂、そして2025年にサウナシュラングランプリを受賞した、男女合計6個ものサウナ施設だ。
この充実のお風呂は、宿泊してゆっくり楽しむのが、なんと言っても一番のお勧めだが、今春より外湯としてもアクセス可能になったのは嬉しい。公式サイトの日帰りプランでは、朝食ブッフェ付きの朝の部、または濃厚な中標津ソフトクリームの食べ放題付きとなる夜の部が用意され、それぞれの旅のスケジュールに合わせて、心地よい癒やしのひとときを自由に組み込むことができる。

天空へ駆け上がる28kmの直線道路

ここまで走り続けてきたら、もはやCLAは、身体の一部のように馴染んでいることだろう。圧倒的な静粛性と疲れ知らずの快適性は、もっとこのクルマと旅を続けたいと思わせてくれる。だからこそ、道東ロードトリップの最後のステージには、全長約28.1kmにわたり、ほぼ東西一直線に伸びる「天に続く道」をピックアップしたい。斜里町と小清水町を結ぶこの直線道路は、起伏の連続と幾何学的な田畑のパッチワークが、その先にあるオホーツクの海原と広い空へ本当に吸い込まれていくかのような幻想を醸し出す。
圧倒的なスケール感を誇る、このどこまでも続く一本道を、優れた直進安定性を誇るCLAに身を委ね、これまでの旅路を振り返りながら、心地よく駆け抜けていく──。景色の中に溶け込むような幻覚とともに、クルマを走らせるその時間自体が、特別な思い出へと昇華されていくことだろう。

知床を堪能する特別なCLA体験をあなたに

今回の知床へのロードトリップが終わりに近づくとき、CLAは単なる移動の道具ではなく、都市の日常から五感を解き放ち、心身をリブートするための不可欠なパートナーであったことに気づかされる。このクルマと北海道の大地を駆け抜けたことで、道東の絶景はより深く、忘れられないものとなったはずだ。
そして、ここまで紹介した極上のドライブ体験は、北こぶし知床 ホテル&リゾートにて、今秋より予約受付が始まる「CLA試乗付き宿泊プラン」として堪能できる。北海道の大自然とメルセデスが掲げる「センシュアル・ピュリティ(官能的純粋)」が具現化する世界を、次はあなたの五感で確かめてほしい。
知床を堪能する特別なCLA体験をあなたに

ABOUT CAR

The all-new CLA

新世代プラットフォーム「MMA」を採用し、新開発の1.5ℓ直列4気筒エンジンに48Vハイブリッドシステムと8速DCTを統合することで、高効率かつ優れた走行性能を実現。さらに、メルセデス・ベンツが自社開発した新世代オペレーティングシステム「MB.OS」を初搭載し、OTAアップデートによる継続的な進化も可能となった。美しさと革新的な知性を高次元で融合させた、次世代プレミアム・コンパクトの姿を体現する。
The all-new CLA