機能的でありながら官能的な新しい高級車のスタイルを実現
メルセデスは将来へ向けたブランド戦略を毎年のようにアップデートしているが、電動化シフトは加速している。以前はBEVファーストだったが、2021年にはBEVオンリーへシフトすると宣言。30年までに“市場の状況が許せば”販売するモデルのすべてをBEVにする準備を進めていると表明した。BEVに対してはさまざまな意見があり、例えば日本では急速充電ネットワークの利便性の低さなどが指摘されるし、また、環境負荷軽減に対して政府等がいくら規制しても、ユーザーが欲しいと思わなければ広がっていきようがないという見立てもある。
しかしながらメルセデスがBEVの需要は急速に拡大していくだろうと確信しているのは、高級車であるメルセデスのユーザーが、エンジン車よりもBEVの方が性能的に優れていると認識し始めたからだという。なるほどこれは説得力がある。EQSのスタイリングは機能的に意味のあるものなのだ。
古くから高級車のエンジンに求められる性能は、低回転からトルクが太くて頼もしく、静かで振動がなくて快適、といったものだった。そのために排気量を大きくして低回転・大トルクを実現するとともに、多気筒化で振動を抑えた。その特性は、まさに電気モーターと一致する。高級車用エンジンはずっと電気モーターをベンチマークとしてきたと言っても過言ではないのだ。ならば、高級車はいち早くBEVにシフトするべきだろう。
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