その心臓部に宿るのはレースに端を発する珠玉の直列6気筒ターボエンジン。Eクラスのセダンとステーションワゴンというジェントルなスタイルは崩さずに、走行性能を全方位に引き上げたMercedes-AMGモデルという選択。

words: Tatsuya Otani
photos: Daijiro Kori

※ 画像は【MP202501】Mercedes-AMG E 53 HYBRID 4MATIC+(PHEV)、ボディカラー:MANUFAKTURアルペングレー(ソリッド)(有償オプション)、有償オプション(アドバンスドパッケージ、デジタルインテリアパッケージ、アドバンスドパーキングパッケージ)装着車です。
※ 写真の仕様・装備は、日本仕様と異なる場合があります。
※ MPとはメルセデス・ベンツ日本にて使用しているモデル識別コードになります。

優れたパフォーマンスと
魅惑的な官能性の共存

ダイムラー・ベンツのエンジニアだったハンス-ヴェルナー・アウフレヒトとエバハルト・メルヒャーのふたりが、レースで戦うエンジンを開発するため、1967年に設立したAMG。そのAがアウフレヒト、Mがメルヒャーの頭文字であることはあまりにも有名(Gはアウフレヒトが育った地名のグローザスパッハに由来する)。

ほどなく世界的なモータースポーツのスペシャリストに成長したAMGは1988年からはメルセデス・ベンツと本格的なパートナーシップを組み、AMGのレーシングスピリットとメルセデス・ベンツの優れた実用性を融合させたコンプリートカーを手がけるようになる。これこそ、現在につながるMercedes-AMGのルーツといって差し支えないだろう。

最新のMercedes-AMGもまた、モータースポーツ由来のパフォーマンスとメルセデス・ベンツらしい実用性、さらには快適性を備えているといって間違いない。そうしたフィロソフィーをEクラスで具現化したのが、セダンとステーションワゴンの2タイプで展開されているMercedes-AMG E 53 HYBRID 4MATIC+(PHEV)である。

※ 画像は【MP202501】Mercedes-AMG E 53 HYBRID 4MATIC+(PHEV)、ボディカラー:MANUFAKTURアルペングレー(ソリッド)(有償オプション)、有償オプション(アドバンスドパッケージ、デジタルインテリアパッケージ、アドバンスドパーキングパッケージ)装着車です。
※ 写真の仕様・装備は、日本仕様と異なる場合があります。

※ 画像は【MP202501】Mercedes-AMG E 53 HYBRID 4MATIC+ Stationwagon(PHEV)、ボディカラー:MANUFAKTURパタゴニアレッド(メタリック)(有償オプション)、有償オプション(アドバンスドパッケージ、AMGカーボンパッケージ、アドバンスドパーキングパッケージ)装着車です。
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その心臓部は、珠玉の直列6気筒ターボエンジンに高出力モーターと大容量リチウムイオンバッテリーを組み合わせたプラグインハイブリッドシステムを採用した先進的なパワートレイン。最高出力ならびに最大トルクは、エンジンが449PSと560N・m、モーターが163PSと480N・mという凄まじいもので、システムトータルの出力は585ps、トルクは750N・mにも達する。

※ 画像は【MP202501】Mercedes-AMG E 53 HYBRID 4MATIC+(PHEV)、ボディカラー:MANUFAKTURアルペングレー(ソリッド)(有償オプション)、有償オプション(アドバンスドパッケージ、デジタルインテリアパッケージ、アドバンスドパーキングパッケージ)装着車です。
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そうした超絶パフォーマンスを、直列6気筒ターボエンジンならではの得も言われぬ官能性とともに味わえるのがMercedes-AMG E 53 HYBRID 4MATIC+(PHEV)の魅力。振動面で「完全にバランスされた」ともいわれる直列6気筒ターボエンジンだが、実際に回してみれば精緻なマシンが生み出す繊細なバイブレーションこそが、その真髄であることに気づく。その規則正しい鼓動は、操る者を陶酔の世界へと誘うはずだ。

もちろん絶対的なパフォーマンス、そして俊敏極まりないレスポンスにも圧倒される。そうしたスーパースポーツカー並みの動力性能を、扱いにくさとは無縁の優れたドライバビリティとともに引き出せる点にこそ、Mercedes-AMGの真骨頂はある。

※ 画像は【MP202501】Mercedes-AMG E 53 HYBRID 4MATIC+(PHEV)、有償オプション(アドバンスドパッケージ、デジタルインテリアパッケージ、アドバンスドパーキングパッケージ)装着車です。
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ハンドリングと乗り心地もまた、Mercedes-AMGの名に恥じない仕上がりだ。とりわけ、先代から大きく改善された快適性には誰もが驚くはず。ただし、ひとたびワインディングロードに足を踏み入れれば、指先一本分の操舵にも正確に反応するステアリングレスポンスとリニアリティを披露。それを、圧倒的なスタビリティとともにもたらす点にこそ、Mercedes-AMGたる所以は存在するといえる。

※ 画像は【MP202501】Mercedes-AMG E 53 HYBRID 4MATIC+(PHEV)、ボディカラー:MANUFAKTURアルペングレー(ソリッド)(有償オプション)、有償オプション(アドバンスドパッケージ、デジタルインテリアパッケージ、アドバンスドパーキングパッケージ)装着車です。
※ 写真の仕様・装備は、日本仕様と異なる場合があります。

Mercedes-AMGを象徴する、縦ルーバーのイルミネーテッドラジエターグリルや4本出しマフラーなどを装備したエクステリアデザインは、派手になりすぎない範囲でダイナミックさを演出する絶妙のアイテム。Mercedes-AMG専用のシートなどで彩られたインテリアは、優れた機能性でドライバーの心を高揚させてくれる。

パフォーマンスと官能性、そして快適性の絶妙なバランスを含め、ホンモノを知るオトナにこそお勧めしたいハイパフォーマンスモデルだ。

※ 画像は(左)【MP202501】Mercedes-AMG E 53 HYBRID 4MATIC+(PHEV)、ボディカラー:MANUFAKTURアルペングレー(ソリッド)(有償オプション)、有償オプション(アドバンスドパッケージ、デジタルインテリアパッケージ、アドバンスドパーキングパッケージ)装着車です。(右)【MP202501】Mercedes-AMG E 53 HYBRID 4MATIC+ Stationwagon(PHEV)、ボディカラー:MANUFAKTURパタゴニアレッド(メタリック)(有償オプション)、有償オプション(アドバンスドパッケージ、AMGカーボンパッケージ、アドバンスドパーキングパッケージ)装着車です。
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