東京・表参道から新たなブランド体験を発信する「Mercedes-Benz STUDIO TOKYO」が、待望のフルオープンを迎えた。同時に、次世代を牽引する「新型CLA」をいち早く体験ができ、世界的アーティスト、VERDYとのコラボレーションなどさまざまなプログラムも始動。さらには、最高峰のオーディオと家具に包まれるエクスクルーシブなバー&ラウンジスペースが、メルセデス・ベンツのブランドフィロソフィーを体験できる上質な空間として姿を現した。伝統と革新、多様なカルチャーが交差するブランドストアの全容に迫る。

photos : Kunihisa Kobayashi
words : Kazuhiro Nanyo

フルオープンで加速する、次世代の体験

去る4月下旬、東京・表参道の地にプレオープンした「Mercedes-Benz STUDIO TOKYO」。すでに来場者数は10万人を突破し、カフェの利用者や展示を見学する人々はもちろん、試乗申込みも当初の想定数を上回る賑わいを見せている。顧客との接点が多様化し、単なる車両展示や試乗以上の“特別な何か”が求められる現代のブランド体験において、Mercedes-Benz STUDIO TOKYOは表参道という街の真ん中で、自然にメルセデス・ベンツに出合い、多様なライフスタイルを肌で感じ取れる空間として、その存在感を確立している。
そして迎えた6月30日、Mercedes-Benz STUDIO TOKYOは新設されたラウンジスペースに加えて、さらなるコラボレーション企画やフード&ドリンクのスペシャルメニューを備えてグランドオープンを果たした。メルセデス・ベンツというブランドに触れる機会が決して多くなかった人たちも気軽に利用できる点はもちろん、これまでと変わりない。そしてさらに日本市場へ本格導入される新型CLAの試乗開始を予定しており、加えて、多様なブランドと協業するカフェ&バーや、アーティストとのコラボアイテム、季節やテーマによって変化するインスタレーションといったコンテンツの数々が、ついに本格始動したのである。ちなみに新型CLAは、オンラインショールームでの特別先行予約もスタートさせている。

メルセデス・ブランドへの“ゲートウェイ”

グランドオープンを発表する場で、メルセデス・ベンツ日本の社長兼CEOを務めるゲルティンガー剛は「メルセデス・ベンツの過去、現在そして未来が、クルマという枠を超えてファッション、アートなど多彩なカルチャーと出合い、交差し、ここ表参道から新しいブランド体験を広げていく──。それが、私たちが考える“メルセデスの交差点”なのです」と、改めてMercedes-Benz STUDIO TOKYOのコンセプトを強調した。
最先端のトレンドと刺激にあふれた表参道を行き交う人々に広く開かれたメルセデス・ブランドへの“ゲートウェイ”──それがMercedes-Benz STUDIO TOKYOだ。表参道の街の一部となったポップなカフェ側を「開かれたパブリック」な場とするならば、今回加わったラウンジ&ミュージックバーは、より深くブランドの世界観に浸ることができる空間といえる。最新モデルが一層充実した試乗エリアや待ち合わせに便利なカフェと並び、ファッション、アート、音楽といった多様なカルチャーを軸にアートインスタレーションが定期的に入れ替わる。メルセデス・ベンツの伝統と革新が、日本の多様な価値観やカルチャーと融合する、真のブランド体験施設へとさらなる進化を遂げたのである。
メルセデス・ブランドへの“ゲートウェイ”

特製のシグネチャーカクテルを堪能

新たに加わったスペースには「Mercedes-Benz LOUNGE(メルセデス・ベンツ ラウンジ)」と、併設の「PANAMERICANA BAR by MUSIUM(パナメリカーナ バー バイ ミュージアム)」が挙げられる。「パナメリカーナ」はAMG専用の縦型フロントグリルの名称としても知られるが、その由来は、1950年代にメキシコを舞台に開催された過酷な公道レース「カレラ・パナメリカーナ」だ。1952年にメルセデス・ベンツ300 SLはこのレースで大きな成功を収め、そのチャレンジング・スピリットは今なおモータースポーツ史に燦然と輝いている。この伝説に着想を得た、メルセデスならではのヘリテージを体感できる場所──それがこのバーなのである。
「PANAMERICANA BAR」の文字を施した、特注の白い暖簾をくぐって、屋内へと足を踏み入れる。まず来場者を迎えてくれるのはTRADMAN’S BONSAIによる、風格あふれる盆栽だ。その奥のカウンターにあるバーをプロデュースするのは、約10万枚のアナログレコードを揃える六本木のレコードバー「MUSIUM」。陽が沈むナイトタイムには、上質な音楽が流れるシックな空間となる。伝統と革新、時代や国境を超えたエモーショナルなフードメニューと厳選されたワインやリカーのほか、メルセデスのストーリーに和の要素を融合したシグネチャーカクテル3種も味わえる。
例えば「ビバ・ラ・CXL」はメキシコの伝統カクテル、バタンガをベースに、梅紫蘇という和のエッセンスを添えながら清涼感あふれるジュレップスタイルとし、メルセデスが紡いできた140年の歴史と未来へのオマージュを軽やかに表現している。さらには、フレンチ75という力強いカクテルを柑橘系でアレンジしながら、パナメリカーナで勝利したドライバーにちなむ「カール・クリング」や、トニックの爽快感とピンクペッパーによる味の“共演”を楽しめる「トリック・トリニティ」などもぜひオーダーしていただきたい。
しかもこれらのスペシャルカクテルは、創業260年超の歴史を誇る名門ワイングラスブランド「RIEDEL」の協力によるオリジナルグラスで供され、味わいの細部にもメルセデスの世界観と和のテイストが宿る。一方でインテリアに注目すれば、ラウンジ内の寛ぎと洗練を演出するファニチャーはドイツのプレミアム家具ブランド「ROLF BENZ(ロルフ ベンツ)」で統一されている点も見逃せない。
特製のシグナチャーカクテルを堪能

肌でクオリティを体感する音響体験

そして、もうひとつの注目は、ハンドメイドのドイツ製高級オーディオブランドであり、メルセデス・ベンツの車載システムでもある「Burmester」。その至高のシステムでアナログレコード・サウンドを奏でるという、極上かつプレミアムなリスニング体験ができる。ブランド最高峰の「Reference Line」に名を連ねるプレーヤー「175 Turntable」と、クラシックなアナログの音色からデジタルメロディまで対応可能な「232 Integrated Amplifier」を核とし、さらに2台の「BC150 Loudspeaker」は大型スピーカーをも優雅にコントロールする「218 Power Amplifier」で駆動される。濃密にしてゴージャスな音像が立ち昇る様子にも、ぜひ耳を傾け、全身で体感して欲しい。
味わいと音と寛ぎ──。これら細部までこだわって作り上げられた空間は、ミクソロジーやオーディオ、ファニチャーのどれかひとつだけが“主役”というのではない。すべての要素が融合、ひとつのコアを成し、渾然一体となって語りかけてくる瞬間を、五感を通じた没入感によって体験できる点こそが「メルセデスらしさ」と言えるだろう。

世界的アーティスト、VERDYとのコラボも見逃せない

Mercedes-Benz STUDIO TOKYOのグランドオープンと時を同じくして、ファッションやグラフィックアート、音楽などジャンル横断的に精力的な活躍を展開する世界的アーティスト、VERDYとのコラボレーションもスタート。自らの愛車である「Gクラス」を背中にあしらったTシャツを着用して登場したVERDYは、今回のコラボについて次のように話した。
「これまでに自分で購入したクルマは1台だけ。グラフィックアートの先輩である藤原ヒロシさんやNIGOさんも乗っていて、『自分もいつか』と思っていたGクラスです。NIGOさんとお揃いの水色のGクラスを購入して以来、ずっと『コラボするならメルセデスがいいなぁ』と思っていました。Tシャツなど、自分が欲しくなるものを用意していますので楽しみにして下さい」

アパレルのほかにもアクセサリー、さらにはアートワークやラッピングカーのデザインも鋭意制作中とのこと。具体的なコラボプロジェクトに関しては、今後順次、SNS上で発表していくという。

I’m donut?のコラボドーナツも登場

また4月のプレオープン以来、カフェスペースで来場者の舌を楽しませてきた「I’m donut?」とのコラボによるオリジナルドーナツも、いよいよ提供開始。その名も「Mercedes-Benz Special キャラメルエスプレッソ」で、大人びたほろ苦さと懐かしい甘みの絶妙なハーモニーが特徴で、メルセデスのスターマークをあしらった、“ここでしか買うことのできない”ドーナツを味わって欲しい。さらに、前述の通りオンラインでの先行予約が封切られた新型CLAは、ここMercedes-Benz STUDIO TOKYOでいち早く試乗することもできる。
最新のプロダクトに触れ、至高のサウンドに身を委ね、極上のグラスを傾ける──。クルマとデジタルとアナログ、そして日本の多様なカルチャーが交差するMercedes-Benz STUDIO TOKYO。今回のグランドオープンによって真の完成を見たこの魅惑的な空間へ、ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。

ABOUT SHOP

Mercedes-Benz STUDIO TOKYO / メルセデス・ベンツ ストゥーディオ トウキョウ

東京・表参道に構える「Mercedes-Benz STUDIO TOKYO」は、クルマと多彩なカルチャーが交差する新世代のブランド体験拠点。グランドオープンを経て、誰もが気軽に足を運べるカフェスペースに加え、最高峰のオーディオや家具に包まれるエクスクルーシブなラウンジ&バーが新たに誕生した。「I’m donut?」の限定メニューや世界的アーティストとのコラボレーション、最新モデルの試乗プログラムを通じ、メルセデスの世界観に五感で深く没入できる特別な空間となっている。
Mercedes-Benz STUDIO TOKYO / メルセデス・ベンツ ストゥーディオ トウキョウ