モデル、タレントとして活躍する東原亜希さんは、14年前に自身で起業した株式会社Motherの代表を務める実業家でもある。多忙な毎日を送るなか、仕事で移動する際には自身でハンドルを握るケースがほとんどだという。さらに4人のお子さんの母でもあり、以前から3列シートを備えるモデルが気になるという東原さんが、「V 220 d EXCLUSIVE long Platinum Suite」を試乗した。運転免許を取得してから常にメルセデス・ベンツを乗り継いできた東原さんは、3列シートを備えたラグジュアリーモデルにどんな印象を抱いたのだろうか。

photos : UTSUMI
styling : Takashi Ikeda
hair : Miki Sayuhda
make-up : AIKO ONO
words : Takeshi Sato

常にメルセデスと歩んできたカーライフ

「これは素敵な色ですね」と笑みを浮かべながら、東原亜希さんは「V 220 d EXCLUSIVE long Platinum Suite」に歩み寄った。確かにカラハリゴールドという色合いは、華やかでありながら上品さも備えている。そして東原さんは、「わが家は双子を含めた4人の子どもがいる6人家族なので、3列シートのVクラスに試乗できるのが楽しみだったんです」と続けた。
モデル、タレント、さらには自身で起業した株式会社Motherの経営者や母親として多忙な日々を送る東原さんにとって、クルマはなくてはならない存在だという。Vクラスの試乗の準備が整うまでの時間を利用して、運転免許を取得してから一貫してメルセデス・ベンツを愛用してきたという東原さんのクルマ遍歴についてうかがった。

「出身の横須賀(神奈川県)は、クルマで移動するのがあたりまえの土地で、私も自然に運転をするようになりました。最初の愛車はCクラスのセダンで、その次はEクラスのステーションワゴンに乗りました。いまは念願のGクラスに乗っていますが、1年の走行距離で5万キロくらいに達してしまうレベルなので、現在のGクラスが4台目のGクラスです。というのも、あっという間に(ディーラー下取りの目安である)10万キロくらいになってしまうんです(笑)」
常にメルセデスと歩んできたカーライフ
長年にわたってメルセデス・ベンツに乗り続けている理由を尋ねると、東原さんはじっくり考えてから、ゆっくりと口を開いた。

「私は自分で運転をして仕事に行くので、運転する時のフィーリングやインテリアに高揚感があるクルマが好きです。メルセデスは、仕事に向かう時の気持ちを高めて、切り替えてくれる感覚がありますね。運転は大好きで、高速道路に乗って長距離ドライブもするので、高速での安定感や乗り心地のよさもメルセデスに乗り続けている理由です」

海外旅行に行った際にも現地でレンタカーを借りてドライブを楽しむほどクルマと運転が好きという東原さんだが、お子さんが生まれてからはクルマに求めるものが少し変化したという。
「子どもができてからは、安全性の高さや守ってくれているという安心感もあって、メルセデスを選んでいます。日本中どこへでもクルマで出かけるので、ディーラーのネットワークが整っていることも安心材料です。ただ、双子を妊娠しているとわかった時に5人乗りじゃ無理だとなって、国産のミニバンも購入しました」
常にメルセデスと歩んできたカーライフ

装備も乗り心地もラグジュアリー

V 220 d EXCLUSIVE long Platinum Suiteの試乗の準備が整ったところで、東原さんは運転席に座った。「見晴らしがいいですね」という第一印象を述べてから、「Gクラスに乗るようになってから、目線が高くて視界が開けているほうがリラックスして運転できることに気付きました」と続けた。

普段からGクラスに乗っているだけあって、メルセデスの扱いには慣れているのだろう。東原さんは、慣れた手つきでシートポジションを調整する。ちなみにVクラスは2024年のモデルチェンジの際にメーターパネルのレイアウトが一新され、12.3インチへと大型化したタッチスクリーンなど操作性の高いインターフェイスとなっている。

エンジン始動ボタンを押すと排気量2リッターの直列4気筒ディーゼルターボエンジンが静かに目覚めた。ゆったりと加速しながら、東原さんは「わが家のGクラスも同じですが、最近のディーゼルは本当に静かで滑らかですね」と感心した様子を見せる。
助手席に同乗していても、最新のディーゼルターボエンジンと9段オートマチックトランスミッションの9G-トロニックの組み合わせによる変速がシームレスなことを体感できる。注意深く観察しないと、ギアがシフトしたことに気づかないほどだ。

「信号待ちからの発進も力強くてスムーズだから、街中でもストレスがありませんね。不思議なのは、外から見た時には“巨大なクルマ”(笑)だと感じたのに、いざ自分でハンドルを握ってみると大きさを感じないことです。ハンドルも軽くて、すごく運転がしやすいです。ガラスのルーフも、室内が明るくなって気持ちがいいですね」

この日の試乗車両について少し説明を加えると、メルセデス・ベンツのVクラスには3つのサイズがある。全長4895mmの標準ボディ、同5140mmのロングボディ、そして同5370mmのエクストラロングボディの3種類だ。今回は、ロングボディに贅沢な装備を組み合わせた仕様で、左右独立式の2列目は、オットマンや電動リクライニング、シートヒーターベンチレーターやリラクゼーション機能を備えたエクスクルーシブシートとなっている。

ハンドルを握りながら東原さんは、「装備がラグジュアリーというだけでなく、乗り心地も快適でびっくりします」とひと言。その路面を滑るような走りを支えているのが、上下の揺れを電子制御で瞬時に吸収する「AIRMATICサスペンション」だ。路面からの衝撃を極限まで打ち消し、揺れを感じさせない乗り心地は、まさに「動くラウンジ」と呼ぶにふさわしい。メルセデスならではの高度な足まわりについて説明すると、東原さんは深く納得した様子で大きくうなずいた。

「わが家は長距離ドライブが大好きで、主人と交代でハンドルを握って伊勢神宮まで行った楽しい思い出もあります。このクルマだったら、そんなロングドライブも快適に楽しめそうですね。あとは車内が静かだから、会話も弾みそうな気がします。このクルマで東北とか信越にスキーに行くのも楽しいでしょうね」

モデルチェンジにあたって、走行レーンの中央を走るようサポートしてくれるアクティブステアリングアシスト*が全モデルに標準装備されている。Vクラスの先進運転支援システムはさらに充実したものになっていることも、東原さん一家の安全な長距離ドライブを後押ししてくれるはずだ。

*先進安全装備はドライバーの安全運転を前提としたシステムで、事故被害や運転負荷の軽減を目的としています。このシステムは走行中の状況により、認識性能・制御性能に限界がありますので、システムだけに頼った運転は行わず、安全運転を心がけてください。先進安全装備をご使用の際には必ず取扱説明書をお読みください。

道場からパーティまでカバーする万能性

試乗を終えた東原さんは、改めてV 220 d EXCLUSIVE long Platinum Suiteの内外装のデザインをチェックする。

「私にとってクルマは家のような存在で、替えの服や靴も載せています。たとえばカジュアルな服装で子どもを柔道の道場に送り届けた後で、会食やパーティ用の洋服に着替えることもあります。このクルマなら、道場のような日常のシーンでも使いやすく、また華やかな場所ではしっかりと存在感を放ってくれるので、どんなシチュエーションでも自然と馴染みそうです」

その後、2列目のエクスクルーシブシートに腰掛けた東原さんは、前席シートの背後に備え付けられた折りたたみテーブルを引き出して、「これはすごいですね……」と感嘆した。
「こんなにしっかりとしていて、しかも余裕でノートパソコンを置けるくらい面積が広いことに驚きました。私は移動の途中で、Bluetoothでスマートフォンをつないでビジネスの打ち合わせをすることが多いんです。このクルマだったら、2列目のこの席に座ってパソコンを操作しながらオンラインミーティングができます。静粛性も高く、座り心地もよいから、そういう使い方をする人も多いのではないでしょうか」

いかにも頑丈そうな金属製のステーで支えられたテーブルをチェックしながら、東原さんは「子どもたちにはこのテーブルで宿題をやらせることもできそうです」と笑った。しかしその直後に「でも、こんな贅沢な装備に慣れてしまったら、教育によくないかもしれませんね」と付け加えた。

「完璧すぎるメルセデス」に脱帽

東原さんが14年前に立ち上げた株式会社Motherでは、東原さんの目線でアパレルやスキンケア、食品などをプロデュースしている。もし、メルセデス・ベンツとのコラボレーションをすることになったら、このVクラスをどのように仕立てるのだろうか。遊び心から少し唐突な質問をしてみると、東原さんは大輪のひまわりのような笑顔を見せた。

「そうですね(しばらく熟考……)、完璧すぎて手を加えるところがありません(笑)」
「会社の仕事は大好きで、ずっと一所懸命やっていますが、最近、上の子が高校生になって思ったんです、『子育てを楽しめるのもあと少ししかないな』と。だから今日Vクラスに試乗させていただいて、こういうクルマで旅行に行ったりして、子育ての残りの時間を充実させたいと強く思いました」
「完璧すぎるメルセデス」に脱帽
ウィークデイはV 220 d EXCLUSIVE long Platinum Suiteのエクスクルーシブシートからビジネスの指揮を執り、休日は家族とドライブ旅行に出かける。メルセデス・ベンツのVクラスは、ショーファーカーとしての品格を保ちながら、家族と過ごす時間にも自然に寄り添ってくれる、稀有な一台なのである。

ABOUT CAR

V 220 d EXCLUSIVE long Platinum Suite

Vクラスは、3列シートを備えたマルチパーパスヴィークル。2024年秋の大幅改良によって、内外装デザインや機能面が大きくアップデートされた。ヘッドランプとリアコンビネーションランプがフルLEDの新デザインになり洗練された表情となったほか、大型化されたフロントグリルによって存在感が増した。インテリアも最新のインターフェイスに進化し、高い機能性を備えている。ボディは標準、ロング、エクストラロングの3種類で、ライフスタイルに応じて選択可能。エンジンはスムーズで力強さに定評のある2リッターのディーゼルターボ。「V 220d」以外のグレードには先進的な「AIRMATICサスペンション」が標準装備され、快適な乗り心地を提供する。シートアレンジも豊富で、荷室を拡大したり、2列目シートの足元を広くするなど、使い分けができるのも嬉しい。
V 220 d EXCLUSIVE long Platinum Suite

PROFILE

東原亜希/Aki Higashihara

神奈川県横須賀市出身。高校在学中にスカウトされ、2003年にビールメーカーのキャンペーンでデビュー。以降、女性ファッション誌の専属モデルやタレントとして活躍する。30歳を機に株式会社Motherを設立。一男三女の母親としての経験も踏まえ、エシカルで持続可能なアイテムを作るという視点から、アパレル、フード、スキンケアなどの製品を幅広くプロデュースしている。
東原亜希/Aki Higashihara
【着用アイテム】※全て税込価格
シャツ¥174,900、パンツ¥193,600、ベルト¥116,600 (すべてトッズ/トッズ•ジャパン TEL:0120-102-578)、イヤリング¥871,200、時計¥6,556,000、リング (右手) ¥367,400、(左手人差し指) ¥1,249,600、(左手薬指) ¥1,364,000(すべてピアジェ/ピアジェ コンタクトセンター TEL:0120-73-1874)
※ 撮影車両は、V 220 d EXCLUSIVE long Platinum Suite【MP202601】です。
※ MPとはメルセデス・ベンツ日本にて使用しているモデル識別コードになります。
※ 機能装備はMPごとに異なります。詳しくはメルセデス・ベンツ正規販売店へお問い合わせください。