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統合的安全性
統合的安全性
人の生命を守る。ただひとつの想いとともに、
メルセデス・ベンツは「統合的安全性」を追求しています。
自動車の安全性は統合的でなければならない。
多くの場合、安全性は、事故を未然に防ぐためのアクティブセーフティと、起きてしまった事故の被害を最小限にとどめるためのパッシブセーフティという2つの領域に分けられます。しかし、メルセデス・ベンツの本質的な考え方を正確に表現すると、実は、「自動車の安全性は統合的なものであり、細分化はできない」のです。
例えば、アクティブセーフティの領域で一般的に取り上げられる技術は、ABSやESP®などです。
しかしメルセデス・ベンツでは、「シャーシはエンジンよりも速く」という伝統的な理念のもと、ドライバーが常にゆとりをもって確実に運転できる操縦性こそが、アクティブセーフティの根幹と考えています。ブレーキだけでなく、サスペンションやボディの性能などが一体となって安全性の鍵を握っているという思想です。 また、車両の異常や車輪のスリップなどを警告する機能、夜間や悪天候時を含めた視認性の高さ、ドライバーの疲労を最小限に抑える快適性なども、安全走行の大切な基本。 ひと口にアクティブセーフティといっても、その守備範囲は実に多岐にわたるのです。
Preview . PRE-SAFE
「事故なき運転」への扉として。
さらに言えば、アクティブセーフティとパッシブセーフティのコンセプト以外に新たなアイディアがないわけではありません。
事実、メルセデス・ベンツは、「プレセーフ」という新たな安全コンセプトを、最新のSクラスに導入しています。
詳しい紹介は後のページに譲りますが、簡単に言えば、急な操舵や制動に基づいて事故が起きる可能性を予測し、早い段階で乗員保護の体制を整えるための機能。すなわち、事故を未然に防ぐためのアクティブセーフティと、起きてしまった事故の被害を最小限にとどめるためのパッシブセーフティを一連のものとして結びつけ、乗員の安全性をさらに高めるための備えなのです。
安全性を細分化せず、それぞれの要素技術が調和し支え合うことができて初めて、自動車の安全性は理想の姿へと進化することができる。「統合的安全性」というメルセデスの思想は、究極的な「事故なき運転」の実現に向かうための根幹なのです。
ここで再び、「ミスター・セーフティ」と呼ばれたあのベラ・バレニーの言葉をご紹介しましょう。
「自動車の安全性とは、基本構造はもちろん、走行性能を含めたすべての要素が高いレベルでバランスがとれたときに得られるのです。ある装備を取り付けただけで、果たして安全性を約束できるでしょうか」