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| グラフは事故率の推移を示したもの。ESP®の採用が進むにつれ事故率が減り、メルセデス・ベンツの場合、全乗用車に採用した1999年から2000年の1年間では、実に15%も減少しています。(ドイツ連邦統計庁事故データより抜粋) |
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ESP®の走行実験風景
ESP®はドライビングシミュレーターによる検証や、実際の搭載車による雪道走行テストなど、様々な条件下で実験を重ねて開発されました。 |
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1985年、ASRがSクラスに初めて採用されました。これは、滑りやすい路面での発進や加速時にタイヤのスリップを抑えるためのトラクションコントロール機能です。4輪のうちの1輪がスリップ状態にあることを車輪の回転速度の差から判断。エンジン出力の制御とブレーキングによって車輪の回転速度を抑え、スリップを防ぎます。
そして1994年、このASRの機能と、制動力を4輪独立でコントロールするABSの機能を統合した画期的なESP®を発表。翌1995年に登場したEクラスに世界で初めて採用しました。コーナリング時に車の走行ラインがコーナーの外側に膨らんだり(アンダーステア)、内側に曲がりすぎたり(オーバーステア)、また、危険回避のための急操舵時にスリップしたりすることがあります。ESP®は、タイヤが路面をグリップしきれなくなって起きるこうした状況を避けるために機能するのです。
ESP®のコンピューターは、車輪速、横方向加速、ステアリング角度、ブレーキ圧、ヨーレイトの5つのセンサーからの情報をもとに、常に車両の挙動を監視しています。そして、各輪のタイヤがグリップ力を保ちきれない状態にあるとコンピューターが判断すると、1輪または複数の車輪へのブレーキングや、エンジン出力の制御を自動的に実行。ドライバーがコントロールしきれなくなる前の極めて早い段階で、安定した走行姿勢への回復を図ります。
ESP®は、1999年までにメルセデス・ベンツのすべての乗用車に採用されました。
その結果、ドイツ国内の2000年の事故率は1999年比で15%も減少(ドイツ連邦統計庁事故データ)。安全確保の効果の大きさが明らかになりました。
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